NEWS

ニュース

TOP
ラック ロップ農協 (チャ ヴィン省) へDX化ソフトウェアの導入効果

2023/07/07

イベント情報

ラック ロップ農協 (チャ ヴィン省) へDX化ソフトウェアの導入効果

2023年6月9日、ソリマチベトナムの高橋社長と農業事業推進責任者モンさんは国際協力機構(JICA)の東京パートナープログラム部のプログラムオフィサー、チャ ヴィン省協同組同盟の同盟長と同行でラック ロップ農協の本部を訪問しました。今回の訪問は、JICAの支援を受けて実施していた民間連携事業「農協へのスマート農業導入に係る基礎調査」の後、ソリマチ製品を使用している農協(WACA、FaceFarm)の状況を調べるためです。

 

 

訪問の中で、ラックロップ農協はソリマチの製品を導入する前に会計や生産管理で直面した困難について共有しました。会計業務では、複雑な会計処理や報告、納税手続きに時間がかかり、ミスも多発しました。また、生産管理においては、生産コストの計算や組合員の管理、製品のトレーサビリティなどに困難がありました。

 

 

しかし、農協は農業会計ソフトウェアのWACAと生産履歴管理ソフトウェアのFaceFarmを1年以上使用した結果、良好な成果を収めました。WACAの導入により、農協の役員や会長は財務情報を効果的に把握することができ、会計業務の効率化や報告書や申請手続きのミスの軽減が実現しました。また、証憑や書類などの保管もシステム上で安全かつ長期的に行われるため、心配する必要もありませんでした。同様に、FaceFarmの導入により、生産コストの把握や組合員および生産農家の管理、製品のトレーサビリティQRコードの印刷なども容易になりました。

 

 

理事会会長兼農協会長フイン・ダン・コア氏は、「他の組合員に広く展開し、そして生産計画や電子商取引プラットフォームへの製品の登場などの機能も適用する予定です。」と述べています。

 

 

現在、ラック・ロップ農協は経済協力及び農村開発局から、Coop.66 グループの 66 の典型的な農協の 1 つとして評価されています。 同農協は、ラックロップ ・ ティエウカン米、ラックロップ ・ タンフン米、ラックロップ ・チャ ヴィン米という 3 つの 「4 つ星 OCOP 製品」の生産に成功し、2022年には総収益が92億ベトナムドンを超えました。

CONTACT