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農業先進地の課題を解決し、
未来の農業を共に創る

ラムドン省は、ベトナムの中で農業先進地域として知られており、農業に適した自然環境で、省内GDPの5割以上を農業が締め、野菜、花弁、コーヒー、茶、乳製品の5品目で国内トップクラスの地位を誇っています。

ですが、農業の生産コストが過大であったり、品質が低いために安くしか売れなかったりと、農産物の生産が農家の生計向上に結び付いていないという問題があります。

農業先進地の課題を解決し、
未来の農業を共に創る

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実施内容

ソリマチ㈱は「会計ソフト」「生産履歴管理ソフト」での課題解決を提案し、調査を開始しました。
2020年に JICA中小企業・SDGsビジネス支援事業に応募・採択され、基礎調査「農協へのスマート農業導入に係る基礎調査」を実施することになりました。

基礎調査結果

複数の農家が集まって組織される16拠点の農協で調査を行い、競合との比較優位性の明確化や価格面での比較、WACAとfacefarmのデモンストレーションを行い、実際に使ってもらうことでその使い勝手等についてヒアリングを行いました。
その結果、ソフト導入の経済的な支援や導入後のサポートなど課題はあるものの、使いやすさは好評を得るなど、現地での導入・普及は十分に可能であるという、確かな手ごたえを感じる調査結果となりました。

ベトナム国 農協へのスマート農業導入に係る基礎調査

本事業の内容

契約期間

2020年12月~2021年10月

対象国・地域

ベトナム国ラムドン省、ホーチミン市、ハノイ市

カウンターパート機関

ベトナム国ラムドン省 農業・農村開発局(DARD)

案件概要

ラムドン省の農協にWACA及び facefarmを導入することにより、
農作物の品質向上、 生産費用低減及び供給安定化を図る。

WAKA

WACA

facefarm

facefarm

対象国農業分野における開発ニーズ(課題)

例外はあるものの農業の質が不十分。具体的には

  • 品質が不十分
  • 生産費用が高い
  • 供給が不安定

提案製品・技術

  • 会計ソフトのWACA
  • 生産履歴管理ソフトのfacefarm

両製品ともに、簡単、便利、正確、安価が特長であり、 強みである。

開発ニーズへのアプローチ方法

  • ラムドン省DARDと連携してモデル農協を作り、省内 の192(計画では2020年に244)の農協へ広める。
  • その後は他省と連携して更なる展開を図る。

対象国に対し見込まれる成果

  • ラムドン省にて農業の質的改善(品質の改善、生産 費用の低減、供給の安定化)が図られる。
  • 他省にて農業の質的改善が図られる。
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農協訪問・現地調査

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WACA・FaceFarmの操作説明の様子

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