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2026/02/02
イベント情報2026年1月27日午前、ベトナム協同組合連盟(VCA)本部において、VCAとソリマチベトナム有限会社との間で会議が行われ、これまでの協力成果の評価と、今後の協同組合経済・協同組合分野におけるデジタル化ソリューションの方向性・実施スケジュールについて協議されました。

会議は、VCA総裁カオ・スアン・トゥ・ヴァン氏が主宰し、副総裁グエン・ティ・ホアイ・リン氏をはじめ、事務局、広報部、商務・国際協力部、ソフトウェア導入タスクチームの代表者らが出席しました。一方、ソリマチベトナムからは、ソリマチ株式会社 営業推進部所属、ベトナム駐在マネージャーの塚原寛之 氏、ベトナム事業責任者の グエン・タイン・モン氏、ならびに市場開発、ソフトウェア開発、カスタマーサポート担当のリーダーが出席しました。

会議において、ソリマチベトナムの代表は、2025年における協力活動の概要を報告し、特に試行結果および協同組合会員管理ソフトウェアの導入計画に重点を置いて説明しました。また、VCAの実情に適したドメイン名および技術インフラの提案も行いました。併せて行われた協同組合におけるデジタル技術活用ニーズの調査では、多くの協同組合でデジタル化への認識は形成されているものの、その深度や体系性は依然として十分とは言えない状況。現在時点での最大の課題は、技術そのものではなく、人材や組織的な実行能力にあると指摘されました。

さらにソリマチベトナムは、協同組合におけるソフトウェア活用の段階的計画も提示しました。基本的なシステムから高度なシステムまで順次導入する方針で、具体的には以下のソフトウェアが含まれます:農協向け会計ソフトウェア、生産履歴ソフトウェア、販売管理、会員・出資・利益分配管理、在庫・資材・機器管理。これらは一連の統合ソリューションとして、協同組合経済分野の生産・事業活動の特性に適合しており、特に農業協同組合のニーズに最適化されています。
VCA側の代表は、会員管理ソフトウェアに使用するドメイン名の選定について合意するとともに、安全性を確保しつつ、既存の電子情報ポータルの運用に影響を及ぼさないことを前提として、VCAのサーバーインフラを活用する方針を確認しました。また、技術面の対応、サーバー利用費用、通信帯域の拡張、およびシステム最適化に関する各種案についても、コスト効率と持続可能性を重視し、慎重に意見交換が行われました。
両者は、2025年から2026年にかけての具体的な導入スケジュールについて合意し、2026年における展開加速に向けた重要な節目および会員管理ソフトウェアの正式発表時期を確認しました。また、VCAおよび各協同組合の職員を対象とした専門研修の実施計画についても合意し、連携窓口、研修内容、ならびに実施体制および責任分担を明確化することで一致しました。

今回の会合は、協同組合経済分野におけるデジタル化を体系的かつ実効性のある形で、人を中心に据えて推進していくことに関する、VCAとソリマチベトナムとの強い政治的意思と高い合意を示すものとなりました。本協力は、デジタル経済の発展と国際的な統合が進む現代において、協同組合のガバナンス能力向上、活動の透明性強化、競争力向上に寄与する重要な基盤となることが期待されています。
🔗情報出典:ベトナム協同組合連盟公式ウェブサイト